「戸田ゼミ」について
ゼミの大きなテーマ
子ども・当事者の「声を聴くこと」を大切にした対人支援職(教育・福祉・心理職)の検討
⇧このテーマ設定については、市橋・戸田『集団による学びと個の発達をささえる特別支援教育入門』(大月書店)の第Ⅱ部を参照。
26年度ゼミ運営方針
■教室は間違うところだ
ゼミ中は、テーマを深める方向性において、参加者の自由な発言を歓迎します。そして、他者の発言に耳を傾けることを大切にします。はじめから正しい答えを言う必要はありません。私たちの学び・探究には、もしかしたら、正しい答えなんてないかもしれません。間違うことを恐れず、間違いから本質・真実を導き出すゼミを目指します。
■批判的検討をすること、疑うこと
自分が賛同する意見や論文に出会ったら、また一つの仮説や結論を出したら、必ずその反対意見や異なる考えが記載された論文を探します。単なる現状の肯定や追認は研究ではなく、批判的検討が研究においては必須です。 ゼミの「集団」を大切にし、他者との議論、批判を受けて自分の考えをさらに深めていきます。
■社会問題としてとらえること
卒業研究は、「教室」「学校」「子ども」「障害のある人」といった限られた範囲のものが対象(テーマ)となります。しかし、そこだけを見ていても、問題の本質には迫ることができません。その背景にある、あるいはそれを規定している社会にも目を向け、考察することを大切にします。「教室」「学校」の問題の本質は、実は学校外にあるかもしれないことを忘れずに取り組みます。
■データを丁寧にとる
戸田ゼミにおいては、卒業研究の際は、必ずデータをとることとしています。質的・量的、質問紙・面接法・観察法・実験法等、どんな方法でも構いませんので、かならず「生」のデータを取り、分析することを課題としています。
■3年次 「臨床」の基礎を学ぶとともに、卒業研究の計画を立案する。次のテキストを使用する。
赤木和重 「子育てのノロイをほぐしましょうー発達障害の子どもに学ぶ」日本評論社 2021
松本博雄 「特別支援教育:子どもの「声」という視点から」、教育問題の心理学 福村出版 2022
■4年次 「臨床」実践に参加するとともに、卒業研究をまとめる。
■隔年のペースで「チャレンジキャンパスさっぽろ」に伺い、取り組みを見学させていただいています。
チャレンジキャンパスさっぽろのホームページは こちら
HBCのニュースで取り組みが紹介されました(Youtube) こちら

26年度ゼミ3・4年生集合
学部ゼミスタート みんなで記念撮影。
【26年度・卒業研究テーマ 】 現在、取り組み中!!
・ASD児の対人関係をゆたかにする「特別な興味」の検討
・交流及び共同学習における教科の目標達成につながる手立て・環境調整の検討
・留学経験による自己の変容
・若手教員がもつ離職意向からその撤回に至るまでの心理的プロセス
【25年度・卒業研究テーマ】
・「助けて」が言えない女性たち —人工妊娠中絶後の援助要請
・自閉スペクトラム症児が求める教師とは
・文化的境界者としてのCODAの生きづらさとその背景
・児童養護施設で暮らす子どもたちにとっての居心地の良さとは
・陸上競技のパフォーマンスと心理的緊張