深夜の病院
2025年09月07日

この数か月で何度目かの深夜の病院。
対応していただいているグループホーム関係者、医療関係者、そして救急隊員の方たちに感謝しかない。本当にありがとうございます。
以前、拙著『「よい子」じゃなくていいんだよ』(新読書社)で書いた脳性麻痺の妹も、いまは40代半ばとなった。知識として、あるいはデータとしてこの頃の「身体的な変化」を理解していたつもりだったが(以前担当した「重複障害児教育論」で取り上げたことがあった)、家族がどうかかわるかを考えていなかった。支援区分6の妹が無事グループホームに入ることができて、気が緩んでいたかもしれない。
医療がより日常的なものになったことに加え、たびたび緊急的な事態が生じる。
本人の意思・ねがいと、それに伴走するきょうだい・家族の生活と…。
仕事(D論執筆を含む)はどんどん忙しくなるなか、折り合いのつけどころを模索する日々である。