児童養護施設での臨床にて…

2025年05月07日

研究室学生と取り組んでいる、児童養護施設での臨床にて…

一人の小学生が私のスーツのポケットに手を入れてきた。

ポケットの中のものに興味をもち、手を入れてくる子どもは昔(この活動を始めた2007年頃)からいて…、

この子もそうかなと勝手に思っていた。


私「ボッケには何もいいもの入っていないよ」

子ども「(小さな声で)ちがうって…」


彼の手が出た後、ポケットの中を確認すると…

小さな紙が入っていた【写真】。


私「これくれるの? ありがとね」

子ども「うん」


実は、これを見た瞬間は、彼が何をくれたのかわからなかった私。

あとで、ゲームのコントローラーを描いたものだと、学生から教えてもらった。


このやりとりの直前、私は彼に乞われて、本当に久しぶりに大縄跳びの縄を回した。

彼はひっかかりながらも、他の子どもと一緒に楽しそうに跳んでいた。

自分の気持ちを受け入れてくれたオジサンにお礼をしてくれたのかな…


月に1回、限られた時間の訪問だけれど、子どもたちからたくさんのことを学んでいる。

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